今般ヘルス&フィットネス業界では、顕著なトレンドが次々と現れていることから、IHRSAインダストリー・パートナー・アドバイザリー・カウンシル(IPAC)のメンバーが昨年末に予測したものを紹介する。

以下のIPACメンバーとのディスカッションから、トップトレンドを抜粋した:

・ビル・デイビス(ABCフィットネス社長兼CEO)

・ローレン・ファウンドス(FORTË創設者兼CEO)

・フリッツ・ランマン(マインドボディ&クラスパスCEO)

2024年、IPACのメンバーはメンタルヘルス、回復、社交とコミュニティの機会の増加など、健康とウェルネスに対するより総合的なアプローチがトレンドになるという意見で一致している。

技術の進歩や提供できる商品は、消費者にとってパズルの重要なピースであることが分かる。

ビル・デイビス(ABCフィットネス社長兼CEO)

1.AIはヘルス&フィットネス施設運営の多くの分野を改善するであろう: 新規会員獲得の効率と効果や自動化とパーソナライゼーションのさらなるレベルアップが挙げられる。AIは会員の行動を予測し、解約リスクのある個人を特定し、それを完全に回避するためのインセンティブや動機を提供する潜在的な能力をもって、会員維持を支援する役割を果たすだろう。

2.ハイブリッド・フィットネスの需要は高い: 消費者にとってハイブリッドフィットネスと身体活動ジャーニーの構築は重要である。人々はコミュニティを重視するが、パーソナライゼーションも重視する。コミュニティの一員でありたいという欲求と、個人的なニーズをうまく融合させることが重要だ。ゲーミフィケーションを拡大することでコミュニティ意識を育み、個人の成果を称えることができる。

ローレン・ファウンドス(FORTË創設者兼CEO)

1.コミュニティ: ブランドは施設内やアプリを通じてコミュニティを育成し、コミュニティ形成に重点を置く。

2.パーソナライズされたプログラム: 会員は睡眠、疲労回復、安静時心拍数データなどに関するデータ主導型の洞察も考慮に入れながら、フィットネス・ルーティンや目標に基づいたパーソナルな提案を求めている。総合的なレンズを通して会員を見つめ、ジムの枠を超えて会員を巻き込むことは、会員がより長く健康的な生活を送る上で大きな意味を持つ。

フリッツ・ランマン(マインドボディ&クラスパスCEO)

1. 総合的な健康とウ