クラブライフの快適なスタートや運動の習慣化において、欠かせなくなってきた会員管理システム。そのなかでも、導入が進んできているのが、メタップスペイメントが提供する「会費ペイ」だ。初期/月額0円で、様々な業種・業態で活用され、導入店舗数は8,000店に及ぶ。選ばれる理由は、入会手続きの自動化とスムーズさにあるという。

  • 株式会社メタップスペイメント
    パッケージソリューション事業部
    会費ペイ・イベントペイチーム
    リーダー
    瀧野頼太氏

アナログ管理による複雑化

会費ペイは、毎月数100店ほどで導入が進んでいて、その中でもフィットネスジムはかなり多いそうだ。パーソナルトレーニング、24ジム、格闘技ジム、ヨガ・ピラティススタジオなど、様々な業態で利用されている。

瀧野氏は、フィットネス業界の会員管理の課題について、こう話す。

「まだまだ紙やExcelなどで、アナログ・手作業で運用しているところが多いようです。コストを掛けたくないというジムも多く、例えば、入会の申し込みは、印刷した紙で行い、最終的にGoogleスプレッドシートやExcelに集約する作業が発生しています。また、会費は現金で徴収したり、口座振替が入っていても紙の振替依頼書で記入、捺印、郵送で手間がかかってしまうジムも多く見受けられます」

アナログ管理は、紙の紛失や情報の更新漏れといったリスクが挙げられる。

「小規模のフィットネスジムでは、申込書を会員さまに後日郵送していただいたり、書類を持参していただくなど、会員さまに負担がかかってしまうケースもあります」

自動化で差別化要素への注力を

クラブと初めて接点をもった時点から入会、入会から習慣化まで、ちょっとした不便さはネガティブな材料になりえる。

「コロナ禍を経て様々な業態が出てきて、コスト構造も変化するなか、ジムに求められているのは、いかに付加価値をつけられるかではないでしょうか。そのためには余計な業務にとらわれすぎず、本来注力すべき業務に専念するために、工数の最適化が必要です」

では、どのように会員管理システムを選んだらよいのだろうか。

「いかに業務を自動化できるかが重要だと思います。例えば、入会時の柔軟な自動計算(日割、週割)や、スマホ上でクレジットカードや口座が登録できること等です。会費ペイではこれらの機能はもちろん、LINE公式アカウント連携、freee連携、akerun連携、API連携も対応しています。入会から会員管理、毎月の請求作成、決済処理、決済結果反映、決済が失敗した場合の催促やスマートロック上の鍵のはく奪、メール・LINE、会計連携まで一気通貫で自動化することができます」

初期月額0円

これだけの機能を有しながら、初期費用と月額費用(固定)は0円、さらに会費ペイを提供するメタップスペイメント社が決済代行会社ゆえに、メタップスペイメント社との契約のみで、カード決済・口座振替・コンビニ決済が一括導入でき、初めて会員管理システムを導入するジムでは、かなりの確率で採用されるという。

会員もスタッフもスムーズに

会費ペイの導入事例について、訊いた。

「現在、2,000以上のフィットネス施設で導入されており、事務業務を自動化することで、カウンセリングや会員様とのコミュニケーションの時間を創出されたシニア向けフィットネスジム様がいらっしゃいます。シニアの方が多いため、スムーズに入会手続きができるか不安はあったものの、蓋を開けてみると何も問題はなく、自動化を実現できました。また、管理画面の操作がシンプルで、スタッフが簡単に操作を習熟できる点も好評です」

進化し続ける機能

瀧野氏に、これからについて訊いた。

「正直、会員数100名ほどまでのジムであれば、十分すぎるほどの機能提供がありご満足いただけています。今後は、フランチャイズ向けの機能拡張に注力していきます。すでに複数店舗管理機能はあるものの、さらに新たな機能を提供していきます。また、フィットネス業界に特化した予約システムとのAPI接続も開発が進んでいます」

特に、料金面(初期月額0円)や決済機能面の充実は、初めて会員管理システムを導入するクラブにとっては、魅力的だといえよう。まずは資料請求やセミナーに参加してみて「自動化」を体験してみてはどうだろうか。