日本初の高地トレーニングスタジオ「ハイアルチ」を運営するHigh Altitude Management株式会社が、ダイキン工業株式会社(以下「ダイキン工業」)・株式会社アインホールディングス(以下「アインHD」)と資本業務提携した。

ハイアルチは、今後社会的ニーズがさらに高まるヘルスケア領域において、健康増進に向けた取り組みをダイキン工業及びアインHDと連携して進めていく。

協業の背景と今後の展開

国民の健康寿命の延伸に向けて、日本政府はヘルスケア分野における産業育成や市場創出に取り組んでいる。経済産業省が事務局を務める次世代ヘルスケア産業協議会によると、ヘルスケア産業(公的保険外サービスの産業群)の市場規模※(1)は、2025年に約33兆円になると推計されている。

一方で、運動習慣がない日本人の割合※(2)が約7割に及び、健康寿命の延伸の基盤となる運動習慣が定着していない状況。

こうした状況に対して、同社は、短時間で効率の良い運動ができる高地トレーニング(低酸素トレーニング)スタジオ「ハイアルチ」を、アスリートに限らず、一般生活者まで幅広く提供してきた。今後は、ダイキン工業、アインHDと協業することによって、フィットネス領域に留まらず、介護・医療施設などのヘルスケア領域から、企業の健康経営まで高地トレーニングを広げていく。

※(1) ヘルスケア産業(公的保険外サービスの産業群)の市場規模

※(2)運動習慣

ハイアルチ紹介動画

ハイアルチについて

「ハイアルチ」とは、high altitude(高地状態、ハイアルチテュード)から取った造語で、標高2500mと同等の高地環境で運動ができる、日本初の高地トレーニングスタジオ。

高地のような低酸素環境にいるだけで体に負荷がかかるため、高地トレーニングは、きつい運動をせずとも、短時間で効率のよい運動ができる。

その効率性の高さから、多くのトップアスリートが採用してきたトレーニング方法。

このように高い効果のある高地トレーニングだが、高地を求めて海外遠征が必要であったり、室内トレーニングの場合もマスクなど高価な機材が必要であることから、一般的にはあまり利用されてこなかった。

そんな常識を覆し、空間をまるごと高地環境にすることで、高地トレーニングを日常的で手軽なものとして提案するのが、日本初の高地トレーニングスタジオ「ハイアルチ」だ。

低酸素環境の人体への効果を裏付ける理論が、ノーベル医学生理学賞を受賞

2019年のノーベル医学生理学賞が、細胞が低酸素の状態に適応する「低酸素応答」のメカニズムを解明した3人の研究者に贈られました。

生命活動の極めて基本的なプロセスの背後にある構造が明らかになっただけでなく、「低酸素環境」が、貧血やがんなど多くの病気の治療法や治療薬の開発につながる期待がもたれている。

High Altitude Management株式会社の会社概要

High Altitude Management(ハイアルチテュードマネジメント)は、これまで海外遠征が必要であったり、マスクなど高価な機材が必要であった高地トレーニングを、空間をまるごと高地状態にすることを実現し、より手軽にライフスタイルに取り入れやすい形で提供している。「高地トレーニングを、日常にー」これが、同社のミッションだ。

TEL:03-6912-1820

MAIL:info@high-alti.com

公式HP:https://high-alti.jp/