人生100年時代と言われる一方で課題が顕在化してきているのが介護である。フィットネス業界は健康産業の一端を担う重要な産業であり、運動療法によって介護を予防できることがわかっている。
そこで、高齢化社会を迎えている日本において、健康寿命をフィットネスで伸ばす各社の取り組みについて訊いた。
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ロコモチャレンジ!推進協議会、運動器の重要性を啓発し、健康寿命の延伸を高齢化社会における介護の予防に、運動が重要な役割を担うことは自明の理だ。そこで、いかに重要であるのかを医学的見地から解き明かしていくべく、ロコモチャレンジ!推進協議会の副委員長である佐藤公一氏にお話を伺った。フィットネス業界が担う役割を再確認するのに役立てていただきたい。
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株式会社つくばウエルネスリサーチ、高齢者の介護予防のために、民間事業者が如何にして貢献すべきか2021年4月15日SPORTECが主催して筑波大学人間総合科学学術院教授の久野譜也氏による「コロナ禍における高齢者の健康二次被害の実態とその対策~民間事業者は如何にして貢献することができるのか~」と題するセミナーがオンラインで開催された。久野氏を中心にʼ21年3月1日に「健康二次被害コンソーシアム」が設立されたことは本誌「News&Trends」でも報じた通りだが、本稿では介護予防にフォーカスして抄録をお届けしたい。
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アシックス機能訓練型デイサービス トライアス、「なりたい自分」を実現する機能訓練特化型デイサービスアシックストライアスサービス株式会社は、スポーツメーカーならではの機能訓練特化型デイサービス「トライアス」を関西圏に7店舗運営している。運動能力を維持・改善を目指すプログラムは、多くの高齢者の健康をフィットネス領域から支えている。要支援・要介護からの介助レベルの進行を和らげ、改善することを目指す。
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スポーツクラブアクトス、自治体から支持される、時代に対応した介護予防プログラム岐阜県可児市に本社を置く株式会社アクトス(以下、アクトス)は「すべての人々を健康で幸せにしたい」というコンセプトのもと、スポーツクラブ「アクトス」の運営のみならず、地域(自治体)・職域(企業)の健康政策をサポートするヘルスケア事業を行っている。今回は、介護予防に寄与する取り組みを中心に訊いた。時代に合わせ、オンライン活用に着手している。
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株式会社カーブスジャパン、サーキットトレーニングで、いつまでも動ける身体づくりをサポート株式会社カーブスジャパン(以下、カーブスジャパン)が手がける女性専用サーキットトレーニングジム「カーブス」は介護予防に一役買っている。女性は特に平均寿命と健康寿命の乖離が大きい。全国に約2,000店舗、会員数約70万人を誇る同社の取り組みがなぜ支持され、どのような効果があるのか訊いた。