IHRSA2021コンベンション。初の100%オンライン開催となったことを機に、例年好評のフィットネスクラブ視察もオンライン化。
コロナ禍による環境変化に力強く対応している、世界の注目クラブをバーチャルで視察。アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、アジアの10施設を訪問した。

フィットネスビジネス編集部では、このIHRSA2021バーチャルクラブ視察ツアーの様子を、「コロナ禍で進化する世界のフィットネスクラブ10選」として紹介していく。

第5回は、ロシアのボディンカに3クラブを展開する「ENCOR FITNESS」。

※記事の最後には動画(日本語字幕)もございます。ぜひご視聴ください。
 

最新のフィットネステクノロジーと独創的なデザイン
ENCORE FITNESS(アンコール・フィットネス・クラブ)

DATA
延床面積 1,454坪(4,800㎡)
会員種別 ENCORE会員
     ENCORE black会員
     ENCORE kids会員

「モスクワには3つのアンコール・フィットネス・クラブがあります。新店のアンコール・ホディンカクラブをご紹介します。このクラブは最新のフィットネステクノロジーと独創的なデザイン、そしてハイレベルなサービスをすべて備えています。
 2016年、私たちはロシアのフィットネス業界で初めて、顔認証システムとリストバンドを併用したクラブへの入館方式を導入しました。リストバンドは、ロッカーを開けるときや、カーディオ機器のプログラムに接続するときなど、クラブのさまざまなエリアでも使用されています。」

モスクワでDXを進める「アンコール・フィットネス・クラブ」

このクラブの特長は、ハイレベルなサービスとテクノロジーの活用といえるだろう。今回はその具体例として、占有面積は4800平方メートルを誇る当フィットネスクラブの最新店舗が紹介された。
まずはテクノロジーの活用だが、「アンコール・フィットネス」はロシアのフィットネス業界としては初となる顔認証とリストバンドでの入場を実現している。なおこのリストバンドは、ロッカーを開けるときや、カーディオ機器のプログラムに接続するときなど、クラブのさまざまなエリアでも使用される。

高い体験価値の提供

カディオゾーンは1,000平方メート