Fitness Business 編集部アンケート集計結果(2023年3月)
以前、Fitness Businessで、FIAによりマスク着用義務が一部緩和されるというガイドラインの変更があったことを伝えた(※参照:『ジム内でのマスク着用義務を一部緩和』)。また、フィットネスクラブ各社がどのような対応を取る予定であるのかを、Fitness Businesアンケート調査した結果として、「フィットネスクラブの94%がマスク着用義務を緩和へ」という記事でも紹介している。
先の記事では、フィットネスクラブ全体の傾向を述べたが、本記事では、「運動エリアでのマスクの着用方針について」「施設内でのマスクなしでの会話の方針について」「施設内で検温の方針について」「施設内で消毒の方針について」の4つのそれぞれの質問項目を、業態別で分け紹介していく。
アンケート回答企業の属性および合計社数
2023年2月14日~3月3日までをアンケート回答期間とし、重複回答を除いて86社から回答が集まった。
図1の円グラフのように、4カテゴリの施設属性に分類した。
回答数が多かった属性順に、総合型フィットネスクラブ、パーソナル・セミパーソナルジム、ストレングスジム(24時間ジム含む)、その他、という順番になっている。
その他のフィットネス施設として含まれるのは、以下の通りである。
※メディカルフィットネスが4票、公共スポーツ施設が3票、その他は2~1票。
パーソナルジムでは脱マスク。ストレングスジムはやや保守的な姿勢
業態別の「運動エリアでのマスクの着用方針について」は、図2のような集計結果となった。パーソナルジムでは、既にマスクの着用を義務づけていないクラブが5割以上を占めており、5月8日以降に、マスクの着用を義務づけると回答したクラブは5%と、マスクを外していく傾向が強いという