日本最大のスポーツ・健康まちづくり総合展「SPORTEC2024(以下、SPORTEC)」が7月16日(火)・17日(水)・18日(木)、東京ビッグサイト東展示棟で開催される。
SPORTECは「スポーツ人口を増やし、スポーツ競技力向上と健康社会を実現する」をビジョンに掲げ、スポーツを「もっと身近に」「もっと推進する」ことを目的としている。
最新のマシンやテクノロジーを体験できる場として、展示会やセミナーで国や企業の健康・まちづくり政策の情報を収集できる場として、この3日間を、心待ちにしている人は数多いだろう。
来場者の目的やニーズが多岐に渡るなか、SPORTECへ出展する企業が「成果を最大限に生み出す」ためには、何が大切になってくるだろうか。 Fitness Business 編集部が、独自の視点で3つのポイントを紹介する。
成果を最大限に生み出すポイント① 達成したいゴールの明確化
✓目標を達成するためには、何をしなければならないか、ゴールから逆算して考え、KPI化して管理すること。例えば、10件受注したいなら、何枚の名刺を集めなければならないか、など。
成果を最大限に生み出すポイント② 展示会の活用方法
✓ブース前を通る来場者は、斜め上を見て、そのブースを訪れるかどうか決めるので、パラペット部分にキャッチを示すことが大事。しかもそれを、アハモメント(2~3秒)でかわるように表現しないといけない。できるだけ具体的に!ターゲットを明確に!メリットや便益を簡潔に示す。
✓必ず商談ブースの設置を!最低2セットはほしい。じっくり座って話した方が、受注確率や受注額が高まる。何より、来場者に失礼がない。
✓ブース内スタッフの役割を分担し、誘導役、技術・サービス説明役、セールス・アポ取り役など、事前に決めておくことが大事。経営幹部は、3日間ブース内に常駐を!重要な商談機会を逃してしまうこともある。
成果を最大限に生み出すポイント③ 新規顧客・既存顧客の獲得目標を明確化
✓来場者の目的は、製品やサービスでなく、あくまで「マーケットや業界情報の収集」にある。だからこそ、プロダクトや特徴などの全出しはNG。来場者のニーズは、悩みの相談や新規参入のためのアイデア収集、トレンドを知りたい、会社に報告できる情報を得たいなどにあるので、これからに対応できるよう、事前に準備しておくことが大事。
✓物理的・情緒的な価値提案ではなく、機能的な価値提案をした方がよい。例えば、「マシン販売」ではなく「フィットネスクラブの利益拡大支援サービス」のように。「世界初」や「日本初」といったワードも、インパクトが大きい。
当社では、SPORTEC特別号を今年も発刊する。Fitness Business読者・NEXT読者への事前配布やSPORTEC会場への設置にて、出展企業の商品・サービスの認知度向上、リード顧客の獲得を後押しする。