世界100カ国以上で販売を行うマシンメーカーの日本法人「ジョンソンヘルステックジャパン株式会社」。

AIM FITは、同社が展開する最新のAI搭載フィットネスマシン「EGYM」を導入することで、周囲との差別化を図り、成功を収めている。

EGYMの活用方法や地域密着型ジムとしての戦略について、地域の健康促進を目指すAIM FITの井上裕大氏に詳しく訊いた。

AIM FITについて

AIM FITは、大分県坂ノ市に位置する地域密着型フィットネスジムで最新のEGYMシステムを導入し、効率的で個別化されたトレーニングを提供している。幅広い年齢層、特に40代以上の運動初心者をターゲットとし、地域の健康促進に貢献。アプリを活用したコミュニケーションで、会員の継続率向上を目指している。
公式サイト:九州発のEGYM:未来のフィットネス AIMFIT(エイムフィット)

AIM FITのコンセプトと導入理由

ジョンソンヘルステックジャパン(以下JHT):まずは「AIM FIT」のコンセプトとターゲット顧客について教えていただけますか?
井上さん:AIM FITのコンセプトは、地域密着です。地域の健康促進事業を中心に据え、健康課題に貢献することを目指しています。 この坂ノ市には、フィットネスクラブがあまりありませんので、この地域に住んでいらっしゃる幅広い年齢層の方々が安心して利用できる環境を提供しています。しかし、どちらかと言えば初心者ユーザー向けのマーケティングをしています。

JHT:地域の健康を支えるという素晴らしいコンセプトですね。EGYMを導入した理由は何だったのでしょうか?
井上さん:EGYMを導入した理由は、九州初の事例であることに加え、効率的なトレーニングが可能である点でした。他社の類似製品とも比較しましたが、EGYMの柔軟性とジョンソンの営業担当者の丁寧なサポートに惹かれました。EGYMを初めて知ったのは、昨年のSPORTECで、そこから興味を持ち、導入に至りました。 EGYMのシステムは、個々の利用者の体力や目標に合わせてトレーニングプランを自動的に調整するため、利用者は常に最適なトレーニングを受けることができます。また、トレーニングの進捗をデータで管理できるため、利用者自身もモチベーションを維持しやすいという利点があります。

EGYMの稼働状況と導入メリット

JHT:具体的に、EGYMの稼働状況はどのようになっていますか?
井上さん:EGYMの稼働状況は非常に良好です。全体の3割以上の方がEGYM会員になっています。週末はジムの利用者が100人前後になり、特に夕方のピークタイムには多くの方が訪れ、ジムも混雑します。EGYMの回転率も高くなっていますが、EGYMは回転が早いので、より多くのお客さまに使っていただくことができます。 多くのお客さまに利用していただいていますが、EGYMの利用者は40代以上の運動初心者の方が多いのが現状です。

JHT:地域密着のマーケティングが成功していると言えますね!では、EGYMを導入したことによるメリットについて教えてください。
井上さん:やはりEGYMの導入自体が、ユニークな特徴になるということですね。ジム運営をしていくうえで、差別化が必要となりますが、EGYMは他のマシンとの違いを生み出してくれます。 具体的にはEGYMの使いやすさと、個別にカスタマイズされたトレーニングメニューが非常に好評です。また、利用者が自分のペースでトレーニングできるため、無理なく安全に続けられる点も評価されています。AIM FITでは高齢なお客さまも多くEGYMを利用されていますが、今のところ、身体を痛めたという話は聞いたことがありません。

スタッフの負担とお客様とのコミュニケーション

JHT:それぞれパーソナライズされた負荷が設定されるので、安心ですね。スタッフの負担やお客さんとのコミュニケーションについてはいかがですか?
井上さん:トレーニングの設定や管理がシステム化されているため、スタッフはより利用者とのコミュニケーションに注力できます。EGYMを通じて利用者と共通の話題ができ、会話のきっかけにもなっています。特にオンボーディングの部分では、必ずお客さまとの接点が生まれるので、ここでしっかりとお客さまとの関係性を良好にし、通い続けやすい場所にする努力をしています。 これは、ジム内での差別要因にもなっている点でもあります。EGYM会員さまは、他の会員種別に比べ、会費が高く設定しています。その分、お客さまへの満足感やロイヤルティを高める工夫が必要になりますよね。

JHT:まさにEGYMのマシンコンセプトを実現してくれています。素晴らしいですね。現状の課題はなんでしょうか?
井上さん:これからより注力していきたいのは、アプリを使って、お客さまとのエンゲージメントを高めることです。ジムの利用中だけでなく、アプリ上でも、お客さまとコミュニケーションを取れれば、より継続率を高めることができると思います。また、アプリの運用を強化して、お客さまのプログラムを変更するタイミングで、お声がけするなど、飽きさせない工夫もしていきたいと考えています。

EGYMの可能性と今後の展望

JHT:最後になりますが、EGYMはどんな施設に効果的だと思いますか?
井上さん:EGYMは、その機能やコンセプトから、使い方次第で対象は無限大だと思います。後は、それぞれのジムがどのようにクラブのコンセプトを打ち出し、魅力を伝えていくかだと思います。アプリを上手に活用できれば、どのようなサービス展開もできますし、すべてのお客さまに使いやすいはずです。 AIM FITでは、AIフィットネスと謳いながら、高齢のお客さまにも満足していただいています。もちろん、アプリの活用レベルは、個人差があると思いますが、そこはスタッフのサポートによって十分にカバーできますね。

JHT:
ありがとうございます。AIM FITがEGYMを導入したことで、地域密着型のジムとしての強みがさらに強化され、効率的なトレーニングと利用者のニーズに合わせた柔軟な対応により、地域の健康促進に大きく貢献していると感じました。今後も、EGYMを活用しながら、地域住民の健康を支えるジムとしての成長を楽しみにしています。弊社もできる限りの協力をいたします。
井上さん:ありがとうございます。これからも地域の皆さんにとって価値のあるジムを目指して努力していきます。

AIM FITが切り開くフィットネスの新たなステージ

いかがでしたでしょうか。
EGYMは、AIによる最適な負荷設定と効果の可視化で、トレーニングの効率と楽しさを両立させます。AIM FITの事例が示すように、地域密着型ジムでも大きな可能性を秘めており、幅広い年齢層、特に運動初心者にも安全で効果的なトレーニングを提供できます。
EGYMの導入について、ご興味がございましたらぜひご連絡ください。