Al姿勢分析・動作分析アプリ「Sportip Pro」

自社のミッションを「一人に“ひとつ”のコーチを」と掲げる株式会社Sportip(以下、同社)は、筑波大学発のベンチャーとして、2018年に船出した。ユーザー個々の競技や健康の可能性を最大化させるためには、個々の身体特性や身体データ、目的に応じた動作指導を行う必要があると考えた同社は、カメラのモーションキャプチャを元にAI姿勢分析・動作分析が行える最新アプリ「Sportip Prp」を開発している。フィットネス事業者にとって、またユーザーにとって、どのような成果をもたらすのだろうか?

  • 株式会社Sportip
    代表取締役 CEO
    髙久侑也氏

会員のアップセルと指導力向上を

設立以降、総合型クラブをはじめ、パーソナルジムや24時間ジム、受託施設や整体、整骨院や病院など、幅広い分野において運動指導のサポートを請け負っている同社。代表取締役CEOを務める髙久侑也氏は、フィットネス事業者が抱えている現状の経営課題を、以下のように考えている。

「まず1つ目に、会員の定着率が挙げられます。プロモーションを掛けて新規入会者を獲得しても、定着しないのであれば、またプロモーションを掛けざるを得ない。人材不足という問題もあるなか、手間と時間がかかり、負のスパイラルに陥ってしまいます。そうならないためにも、会員を継続してアップセルしていく必要があります」

髙久氏は続けて話す。「2つ目は、指導クオリティの低下です。指導力に加え、営業力とコミュニケーション能力が求められるトレーナーにとって、すべてに磨きをかけていくことは容易ではありませんが、いずれも高いレベルで標準化できれば、会員のLTVを高められるだけでなく、収益性の向上にもつなげることができると思います」

標準化された適切な指導を提供する

様々な経営課題の解決に貢献し、ウェルネス領域のAIアシスタントともいえる「Sportip Pro」の特徴は、以下の3つが挙げられる。

  1. 若者から高齢者まで解析が可能な228項目のチェック機能
  2. 個人にぴったりなフィードバックを返せる24億以上のパターン
  3. 改善が実現できる2,295以上のトレーニング

身体をカメラで撮影するだけで、身体情報を可視化し、適切な運動メニューをわずか“1秒”で提供することが可能だという。では、フィットネス事業者にとってのメリット、「Sportip Pro」を導入する決め手は、どのようなことがあるのだろうか?

「テクノロジーを駆使したサービスは数多く出ていますが、『Sportip Pro』は標準化された適切な指導が瞬時に提供できる点がメリットです。質の高い指導を続けられることにより、会員のアップセルにも貢献できると思っています。また、とあるジムの方から、AIツールを駆使して先進的な指導をしていることから、求人の集まりが良くなっているという話を聞いたことがあります。導入先の中には、サブスクとして活用しているクラブもあり、収益性向上に貢献できる点は決め手の1つといえます」と話す髙久氏。

バージョンアップによる機能向上

様々なメリットを享受できるSportip Proの導入実績は、1,000店舗を超えているが、今年の3月末、大きなバージョンアップを実施する。

その内容を髙久氏は「分析技術の向上により、さらにユーザーの方に寄り添えるような形が1つ目です。今までの全身分析から部位ごとの分析ができるようになり、そのことで、さらに明確で適切な指導の提供をすることができます。また、時系列での分析が可能になることより、過去と最新の内容を踏まえて、複合的なフィードバックができるようになります」と説明する。

続けて「2つ目に、解析機能からQRコードを用いたユーザー共有の工程で、LINEとの紐づけができるようになり、退会者への再アプローチや退会予備軍を抽出してのアプローチ強化など、人と時間の手間を掛けず、AIにより自動で行われる機能となります」と話す。

自立的に完結する機能構築を目指し

さらなるサービス向上に対し「今の機能をさらに強化し、さらなる自動化を目指していきたい。導入先の工程や手間を増やすのではなく、自立的に完結する機能を増やすことで、さらにトレーナーの指導標準化とユーザーの健康増進における貢献を目指していきたい」と髙久氏は力強く語る。

「Sportip Pro」のようなテクノロジーを有効活用することで、多くのフィットネス事業者は、新たな価値を生み出していくことができるだろう。

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