9月25日に発売された『FitnessBusiness110号』。その内容をご紹介する第二弾では、新着トピックスを掲載する「News&Trends」のコーナーを取り上げます。新型コロナウイルスの打撃を受けた’20年4~6月期決算模様や、レジャー白書「2020」から読み解くフィットネス業界の課題や今後について、またアンケートから見えてきた、感染予防に取り組むインストラクターの声などをご紹介しています。

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上場FC、2020 年4~6月期は前年同期比6割超の減収 新型コロナウイルスによる臨時休業、会費収入の減少、短期では痛手

フィットネス事業などを展開する主なフィットネスクラブ上場8社の’20年4~6月期決算の売上高合計は277億円となり、前年同期の782億円から6割超の大幅減少となった。利益面では、当期で合計91億円の営業損失だった。短期的には痛手といえるが、長期的には健康産業は社会的に必要性が高いため、回復が期待される。

上場8社すべてで減収・赤字転落新型コロナウイルスの影響大きくスポーツジムやフィットネス事業などを展開する、フィットネスクラブ大手の最新期決算がまとまった。

帝国データバンクの調べでは、スポーツクラブ事業を展開する主な上場8社における、’20年4~6月期の売上高合計は277億円にとどまり、前年同期(782億円)から6割超の大幅減少となった。利益面では合計91億円の大幅な営業損失となり、損失額は前期から大きく拡大した。

新型コロナウイルスの感染拡大スポットの例として安倍首相が「スポーツジム」を名指ししたことをきっかけに、利用者の新規獲得ができないほか、休会や退会なども多く出たほか、店舗の休業などを余儀なくされたことも業績に大きな痛手となった。

上場フィットネスクラブの’20年4~6月期の業績は、8社すべてにおいて前年同期から減収・赤字。RIZAPグループ株式会社(以下、RIZAPグループ)が発表した’20年4~6月期における、トレーナーがマンツーマンで指導する業界大手のフィットネスジム「ライザップ」などの部門業績は、売上高が前年同期比4割減の77億円、営業損益は17億円の赤字となった。株式会社カーブスホールディングスも、チェーン売上高の前年同月比が3月73.5%、4月46.6%、5月32.6%...(続きは誌面にてご覧ください

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レジャー産業の市場規模、2019年は微増公益財団法人日本生産性本部、『レジャー白書2020』を発表

2019年のレジャー産業の動向をまとめた『レジャー白書2020』が公益財団法人日本生産性本部から刊行された。’19年のレジャー産業の市場規模は72兆2,940億円(前年比0.6%増)と微増。とはいえ、’20年に入ってから深刻化した新型コロナウイルス禍(以下、新コ禍)により、今後は安全・安心な環境で、顧客努力なしにサービスを享受できるようにすることや、高付加価値のサービスでエンゲージメントを高めること、生産性を向上させていくことなどが課題となる。

フィットネス市場全体の規模は前年比3.2%増の4,939 億円’19年のレジャー産業の動向をまとめた『レジャー白書2020』が公益財団法人日本生産性本部から刊行された。’19年のレジャー産業の市場規模は72兆2,940億円(前年比0.6%増)と微増した。9年連続で参加人口が首位となった国内観光旅行(5,400万人)をはじめ、上位種目は前年とほぼ同程度となった。レジャー産業の動向として特徴的...(続きは誌面にてご覧ください

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30分のサーキットトレ1回実施しただけでも認知機能・活力が向上 カーブスジャパン・東北大学加齢医学研究所による共同研究結果が発表

株式会社カーブスジャパン(以下、カーブスジャパン)は、東北大学加齢医学研究所と共同研究を行い、中・高年期女性を対象に無作為比較対照試験を用いてサーキットトレーニングの即時的な効果について、科学的な検証を実施。その結果、30分のサーキットトレーニングをたった1回実施するだけでも、認知機能や活力が即時的に向上することが初めて明らかになった。

サーキットトレーニングの即時的な効果について、科学的に検証女性だけの 30 分健康体操教室「カーブス」など運動施設を運営するカーブスジャパンは、認知症などの加齢脳疾患や難治症のがんを克服することを目的に、長年にわたり研究を進める東北大学加齢医学研究所と共同研究を行い、中・高年期女性を対象に無作為比較対照試験※1を用いてサーキットトレーニング※2の即時的な効果について、科学的な検証を実施した。

その結果、30 分のサーキットトレーニングをたった1回実施するだけでも、“認知機能”や“活力”が即時的に向上することが初めて明らかになった。今回検証した“認知機能(抑制能力)”とは感情や行動のコントロールに関わる機能のことで、例えばちょっとしたことでイライラしないよう感情を抑え人間関係を良好に保つ効果や、ダイエット中につい手が出てしまうスイーツを我慢するなど、行動を抑える効果がある。

また“活力”とは物事を前向きにとらえ、毎日を楽しく過ごす力のことで、新型コロナウイルス禍(以下、新コ禍)の影響もあって以前よりストレスがたまり、感情的になったり、落ち込みがちな日々が続きそうななかでも、抑制能力や活力を向上させることで、人間関係を良好に保ち、前向きな...(続きは誌面にてご覧ください

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感染予防と熱中症対策、新コ禍での指導に苦慮する指導者 有限会社アクトスペース企画、緊急アンケートを実施

インストラクターとして自身も活動する有限会社アクトスペース企画(以下、アクトスペース企画)代表取締役尾陰由美子氏が、この新型コロナウイルス禍(以下、新コ禍)をうけ、運営の実態をつかもうと、指導者たちに「コロナ感染&熱中症対策緊急アンケート」を実施。594名の指導者から回答を得た。そこから浮かび上がるのは、感染予防に取り組みなが指導を行うことの難しさだ。彼ら彼女たちはとまどいや不安を感じながら、日々指導に取り組んでいる。

中堅の指導者たちも苦慮マスク着用義務の判断分かれるアンケート回答者の年齢構成は、96.6%が30~60代と、いわゆる中堅といわれる指導者たち。知識も経験もある彼ら彼女たちですら、これまでとは違う環境のなかでの指導に困難を抱えながら指導を続けていることが読み取れる。

皆が感染対策として、ソーシャルディスタンスの確保や換気、消毒や除菌の徹底、強度の低い運動にするなどに取り組んでいる一方で、「コロナ感染対策のためにお客さま(参加者)のマスク着用」については、「必須」が53.6%、「自由(個人の判断)」とする施設が42.2%と、判断が分かれた。この点については、一般社団法人日本フィットネス産業協会(FIA)が策定した「新型コロナウイルス感染拡大対応ガイドライン」に則り、主に民間フィットネスクラブではマスク着用を必須としているが、十分なスペースが確保できる公共施設や自宅スタジオ、オンラインなどでは個人の判断に委ね...(続きは誌面にてご覧ください