フィットネス施設にわざわざ足を運ばれる理由として、一番大きい理由は「そこでしかできない体験価値がある」からではないだろうか? 今回の特集では、導入している設備に関わる部分へフォーカスを当て、どのような機器が会員に支持されているのか、その理由は何なのかを解き明かしていきたい。

フィットネスクラブの課題を解決する最高のソリューション EGYM

 

世界100カ国以上でのシェア率を誇り、世界トップクラスのマシンメーカーであるジョンソンヘルステック。その日本法人であるジョンソンヘルステックジャパンは、ヨーロッパを中心に、世界で驚異的な拡がりを見せるEGYMと販売代理店契約を締結し、2023年より日本においても展開を開始した。ヨーロッパではすでにEGYMの導入によって、様々なクラブで成功事例を生み出しているが、その根拠は何か? 世界での成功事例や、日本での最適な活用方法について、ジョンソンヘルステックジャパンでEGYMのマーケティング戦略を担う安田氏に訊いた。

最先端マシンの“振動”が、クラブの価値を倍増させる POWER PLATE REVO

 

コンディショニングを通じて、人々のライフパフォーマンスの向上を目指す株式会社R-body。コンディショニングに特化したジムを運営し、アスリートから一般の方まで、多くの人々のパフォーマンスの向上を実現している。そんなR-bodyが、本誌でも度々紹介した、POWER PLATEREVOを、新たな切り札として導入した。コンディショニングのプロフェッショナル集団は、REVOをどのように活用し、さらなるサービスの向上につなげていくのか訊いた。

ヘルスケアステーションのハブが約10年ぶりに進化 milon YOU

 

欧州を中心にIoTフィットネスマシンやヘルスケアアプリを駆使したトータルヘルスケアソリューションを持つmilon。2022 ~ 2023年は、ドイツ本国で新作の発表が目白押しとなった。そのうち、従来のミロナイザーを刷新したmilon YOUが、SPORTEC2023の東京会場にて初お披露目となる。UI/UXにゲーミフィケーションやエンターテインメントの要素を取り入れ、五感を刺激するデバイスとなった。

ハンマーストレングス公式認定施設がもたらす集客力

 

ボディビル選手としても活躍している守屋氏が展開する本格派の24時間ジムこそがM style fitness gym 24Hである。ハンマーストレングス製のプレートロードマシンを10台以上導入し、オフィシャルトレーニングセンターとして認定されている。そのおかげで、商圏外からもトレーニング愛好家がビジター利用、さらには会員になるほどの集客力を生み出している。

頭を抱えていたジムの振動・騒音問題と無縁に

 

JOYFIT24洗足は、東急目黒線の洗足駅から徒歩1分という好立地にある24時間ジム。しかし、2013年のオープン以来、同ビルに居住する住人から「振動や騒音がうるさい」という声が届くようになってしまった。様々な対策を取るも、なかなか根本的な問題解決にいたらなかったが、オーストリアに本社を置くゲッツナー社製の防振材を全ランニングマシンの下に配置して以降、長年続いていたクレームの連絡がピタリと止まったと言う。高野氏は当時を振り返りながら、振動・騒音問題のリアルを語ってくれた。

そのマシン、本当に必要とされていますか?
AIカメラのデータを活用した、施設の最適化方法

 

株式会社OptFitの代表取締役を務める渡邉氏に、前号のFitness Businessに引き続き今回は「マシン・器具」というテーマでお話を訊いた。同社が手掛けるAIカメラの導入が進み、会員の行動データが蓄積。そこから様々な示唆が得られている。現在の施設の利用状況の分析から、根拠を持ってマシンやコンテンツを入れ替えられるほか、新規オープン前にメリットを享受できる方法も出現している。