フィットネスジムの運営は効率化・スリム化を図りつつ、会員さまにはより付加価値の高いサービスを提供しなければ生き残れない状況にある。そのなかで、今回はコストに焦点を当て、各クラブの工夫や新しいソリューションを取りまとめた。自分の施設でも取り組めることが見つかれば、積極的に導入していこう。

SPA大手町 FITNESS CLUB、目の前のできることを、まずはやってみる

株式会社大泉スイミングスクール(以下、大泉スイミングスクール)は群馬県邑楽郡(おうらぐん)大泉町に本社を構え、1984年に設立された。群馬県を中心にスイミングスクールを運営する一方で、都心部である大手町に「SPA大手町 FITNESS CLUB(以下、SPA大手町)」も展開している。ビジネスパーソンをメインターゲットにしている分、コロナの影響で通勤の機会が激減。会員数もピーク時から大幅に減少する未曾有の事態に。しかし、スタッフ一丸となって工夫を凝らし、月あたり200万円の固定費削減および黒字化に成功。今回はコストマネジメントの好事例として、同クラブの支配人である原田公威氏に話を訊いた。

 スポーツクラブNAS、オペレーションの効率化で、見えない原価をいかにして減らすか

スポーツクラブNAS株式会社(以下、スポーツクラブNAS)は、総合型フィットネスクラブの草分けのような存在で、1970年代から同サービスを提供しており、現在は全国に71店舗、北は北海道から南は九州まで店舗を展開している。その歴史ある同社としても初めて経験することになった、コロナの感染拡大。多くの施設同様、同社も日夜の報道、社会情勢の変化による影響を大きく受け、迅速な対応を迫られることとなった。その1つとして取り組んだのが、オペレーションの効率化だ。会員管理・予約・決済システム「hacomono」を導入したことで、運営が大きく改善したという。現在、7割(2022年3月現在)の店舗に導入が進んでいるというが、その魅力とは何だろうか? 実際に「hacomono」を利用する3店舗の担当者に話を聞いた。

Web教育システム「PEFA(ピーファ)eラーニング」、フィットネスクラブの基礎研修をe ラーニングで効率化

株式会社プライムエデュケーション(以下、プライムエデュケーション) は、PRIME EDUCATION FITNESSACADEMY(以下、PEFA)と呼ばれる集合研修を対面で実施してきた。コロナ禍以前よりフィットネスクラブの研修に課題があるなか、さらにコロナ禍でなかなか大人数が集まる研修を開催することが難しくなってきた。一方で、フィットネスクラブとしては、研修をおろそかにするわけにはいかない。そこで、フィットネスクラブの研修内容をオンデマンドで受けられるシステムを開発し、2021年8月より提供を開始した。クラブの研修を、驚くべき低価格でサポートする同サービスの開発背景や取り組みについて、野口氏に話を訊いた。

FOUND、健康を習慣化させる24時間完全個室ジムを安価に提供できる理由

株式会社キネティコス(以下、キネティコス)は2021年12月25日に運動処方とプログラム管理のソフトであるキネティコス・プロ・システム(以下、KPS)をリニューアル。従来のバージョンから圧倒的にユーザビリティを高めたKPS2.0として新たに誕生した。とにかくシンプルにつくり変え、トレーナーである自分たちが本当に使いたいと思うシステムにこだわり、旧KPSとはまったく別の方法でシステムをゼロからつくり直した。トレーニングを受講するクライアントのほか、リハビリ時の運動療法にも応用できる。