施設をスマートに運営していくためには、日々の業務改善が欠かせない。特に、システムで解決できる業務はなるべく早く移行し、逆に人だからこそ提供できる価値を会員に手厚く届けていくことで顧客満足度は高まっていく。そのなか、今どのような技術革新が起こっているのだろうか?
野生を呼び起こす、振動フィットネスバイク”REVO”を体感せよ
株式会社OptFitはAI監視カメラサービスである「GYMDX」を開発し、200施設以上に導入を進めている。創業から約3年のスタートアップであるが、フィットネス業界のDXという文脈において、フロントランナーとして走り続けている。今回は、同社で代表取締役を務める渡邉氏に、今、再びブームになりつつあるAIについて詳しく訊いた。
DX化でスイミングコーチの事務作業時間を52%縮小
コナミスポーツ株式会社は、2022年4月より、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するAIと映像技術を活用したスイミングレッスンのDXツール「スマートスイミングレッスン」を導入。Fitness Business通巻第120号、および同123号にて、導入背景やその後の状況など紹介してきた。2023年4月には導入店舗が90店舗を超え、スタッフの事務コスト軽減、レッスンの品質や安全管理強化、会費収入増加など、予想を上回る効果を生み出している。
フィットネスクラブのフロントが、コロナ以降毎年のように進化
株式会社JR東日本スポーツが手掛けるJEXERブランドの店舗において、フロント業務の改善がコロナ禍をきっかけに急務となった。いかに会員の混雑時間帯における待ち時間を減らしつつ、フロントスタッフの業務を効率化するかが課題であったが、2021年にはキャッシュレス券売機、2022年にはセルフレジを導入し、それらを実現。その取り組みについて、同社の後藤氏および井上氏に話を訊いた。
店舗数拡大期の膨大な販促業務を、ラクスル エンタープライズに集約
株式会社アルペンは、ご存じの通りスポーツ用品店大手である。その同社が手掛けるフィットネス事業の中核に位置するのがアルペンクイックフィットネスだが、現在直営とフランチャイズ合わせ30店舗展開している。仲三河氏が1人かつ手作業で行っていた販促関連業務を、2022年12月にラクスル エンタープライズのシステムへ移行。導入からわずか数ヶ月だが、早くも効果を発揮している。
基幹システムがフィットネスクラブに革命を起こす
「ウェルネス産業を、新次元へ」をビジョンに、会員管理・予約・決済システムを全国多数のフィットネスクラブに導入している株式会社hacomono。大手総合型フィットネスクラブの基幹システムの導入を増やし、さらなるニーズに応えている。hacomonoの基幹システムはフィットネスクラブにどのような革命を起こすのか。代表取締役CEOの蓮田氏に訊いた。
店舗数拡大期の膨大な販促業務を、ラクスル エンタープライズに集約
東急スポーツシステム株式会社はアトリオブランドを全店一斉リブランドし、 Flexible × Sustainableをコンセプトとした新たな総合型フィットネスクラブ「ATRIO DUE Next(アトリオドゥーエネクスト)」を2023年7月にグランドオープンする。その基幹システムを支えるのが「hacomono」だ。導入のおかげで、今までは実現できなかった新しいフィットネス施設の在り方を生み出している。